8.27.2014

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ぼくはとうに知っている……。この世は苦痛に満ちていること。そして、本当に怖れなくてはいけないのは、意志の過剰よりも、意志しないことであること。

ぼくがしていることが、ここに生き恥を晒すことであってもそれは構わないことだ。ぼくは朝、カフェインとともにここに書き、夜、アルコールとともにここに書く、もはや書くということは、食事や排泄と変わらない習慣になった。ぼくは書く。

「描くという行為にはなにかあるにちがいないぞ、だってたいていの狂人はなにもいわれなくても描きはじめるんだから。」とポルケは言ったが。ぼくは狂人と言われても文句は言えないだろう。とりあえず、精神疾患は持っているし、社会不適合者だ。

今日、ぼくは特に肉欲に悩まされていた。夏の女子大生の服装は危険だ。扇情的すぎる。ぼくはいちいち釘付けになってしまう自分が嫌で、性を超越したい一心で、目の前にいる女性の身体を視界から消す努力をした。それは目を逸らすという一般的な行為ではなくて、視界の対象が女性であるという認識を辞める努力だった。つまり、ぼくが白い壁を眺めて何も感情を起こさないように、女性を背景と一致させる努力……。まあ、なんのこっちゃわからんと思ってもらえれば結構だ。ようはぼくが異常なことに努力し疲弊しているということである。

今日は特に、精神的危機の一日だった……。ぼくの周りに味方はなく、幸福な敵だらけであるという印象……。ぼくひとりが不幸で、他はみんなうまくやっている……。ぼくの教授はこう言った、「就職決まったの?」。ぼくはちょっと焦りながら言った……。「決まってないです」。そうしたら、教授は爽やかな声で、こういうのだ。「おめでとう!」

おめでとう、ね。まあいいけどさ……。

世の中に絶対的に相容れない人間は存在する、もはや違う生き物のような人物。教授は自己愛型の人間であって、環境に適応する能力に優れ、且つ環境や集団をコントロールする力にも優れている。権力欲旺盛で、権威主義的、神経質な顔立ちながら話好きで、頭の回転は速く、独善的。

そして、ぼくを目の敵のようにしている。ぼくは元々人に好かれる方ではないし、愛想も礼儀もなっていない。いや、上っ面だけの礼儀や愛想はあるのだが、本心から相手を尊敬することがどうしてもできないので、いつか忘れてしまうのだ。おかげでどこに行っても浮いた存在だった。だから教授のような人は慣れっこである。ぼくはどこにも所属できず、どこにも定住できず、流浪する、そういう確信は昔からあった。

はっきりとわかったのは高校時代にやっていたコンビニバイトで、そこでぼくは究極的に浮いた。アルバイトという職業は究極的に実際的な仕事で……。ぼくは仕事の意義を時給800円にしか見つけられず……。仕事のやりがいだとか、バイト仲間との信頼関係だとか
、そういうものは無縁だった。仕事に没頭できず、ぼくは使えない人間だった。以降、いろいろなバイトは経験したが、常にぼくは「使えない奴」扱いだった。ぼくにとっても、「職場」という環境はどうもしっくりこないものだった。

ぼくは自分が愚鈍なのではないかと疑った。しかし勉強はそれなりにできた。たぶん「まじめ系クズ」という表現が近いのではないかと思う。

まあ、哀しみだとか、憎しみ、怒りといった感情は本来人間に存在しないものだ……とラーマクリシュナか誰かが言っていた。ぼくもその通りだと思う。別に、ぼくは教授に嫌われているからといって思うことはない。今までも彼のような人には嫌われ続けてきたし、これからも嫌われるだろう。

そもそも、ぼくはそのような孤独、孤立、迫害、苦痛、心労といったものは、甘んじて受けなければいけないと思っている。それがぼくのような人間の使命である。ぼくはそれに異を唱えてはならず、十字架は、十字架のまま背負わなくてはならないのだろう。

何を言っているのか自分でもよくわからない。ぼくは今、多忙を極めているのだ。もう寝る。

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