8.01.2014

何もかも間違っていたのだ。

何かを超越しなければという感情と、この緩慢な日常に満足している自分の不潔さが戦っているような気分。ただぼくのしたいことと言えば、誠実に生きたいだけなのだ。死んだときに、「彼は生きていた」と言われることをまず望む。

ぼくと同じようなことを考えている人間が百人いるとすればぼくはそれらを全て薙ぎ払わなければならない。確かな才能と、確固たる意志をもった人びとを殺さなくてはならない。その優れた個性のひとつひとつを手にとってはつぶし、手にとってはつぶしてやる。甲斐のないことである。
仲良く楽しく生きるということが可能であれば、それでよかった。でも生きるということはどうやらそういうことではない。

どうせぼくの生も、意味はない。この生に執着することは意味がない。そうであれば、他者の生にももはや価値はない。必要であれば自分以外の全てを殺してみせるという逸脱、狂気じみた性向がどうやら創作の精神であるらしい。

ぼくは圧倒的な孤独の海にひたって、振り返らない。賽は投げられたのだ。ぼくの精神が血を求めている。ぼくの精神が暗闇を求めている。ぼくの精神は、乾くことを怖れているのだ。

ああ、楽器のように毎日練習すれば文章も上手くなるなんて!うまくなったからどうなると言うのだ。ぼくの文章は質量を持っているだろうか?ぼくは無軌道に文章を吐き出すが、その言葉が一体なんの意味を持っていたか。
ただいたずらに書かれた文章はありどころがわからず、とまどっている。そうして振り返って、こちらを見ている。ぼくはイライラして、体当たりを喰らわせてやりたくなる!

何もかも間違っていたのだ。全てが失敗だったのだ。何度この臨終の前の気分を味わえばいいのだろう。ぼくは何度死の苦しみを味わえばよいのか。

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