9.19.2014

はるちゃん

今日は疲労が蓄積しているので学校を休んだ。目が覚めて身体が重たいときは休むべきだ。別にやらなければいけないこともない。無理をするから病気になるのだ。おそらく、慢性的な睡眠不足と長期の飲酒が原因だろう。ここあたりで生活をリセットせねば。

日本人働きすぎ問題

ローマ帝国の文献を読んでいたら庶民の労働は一日五,六時間、朝から昼までとあった。あとは余暇の時間であり、劇場やコロッセオに行ったり、社交に興じたりして文化的活動を楽しんだ後、たっぷり九時間眠るのである。

江戸時代も同様であり、一日三時間もはたらけばあとは余暇だったという記述があった(気がする)。週に三日は休みだったとも聞く。

どうして現代人は豊かになったのにも関わらず一日八時間も働かねばならないのか。洗濯機もあり、掃除機もある。生活は便利になった。それなのに、なぜ労働時間はむやみやたらと伸びるのか。ひどい例だと、一日十二時間以上も働かされるということもあるのだ。これはまことに文化など何もない生活であって、ローマ人のように仕事終わりに劇場なんて行けるはずもなく、ただ家に帰ったら眠る。土曜日も疲れがとれないので眠る。日曜日にやっと、劇場をひとつ見れるというのが現代人の一般的な生活ではないのか。

こうした文化的貧困はいわゆる「日常系アニメ」に端的に表れていると思う。日常系アニメとは数年前に流行った、単に女の子が高校生活を送るというだけのアニメである。なぜそんなものが好んで視聴されたのか。視聴者はただ憩いと救いを求めているのだ。暑苦しい少年漫画のようなものは、視聴者を情熱だとか、勇気、正義に駆り立てる。そんなものは鬱陶しい。

視聴者は憩いと救いを求めている。だから、視聴者は実は視聴すら求めていない。彼らが欲しているのは、ただテレビの前に座って「休む」ことなのである。だから低刺激で情報量の少ない日常系アニメは好都合なのだ。日常系アニメはいわば現代の河川的な原風景であって、河川と同じように適度なノイズが緊張をほぐし、精神安定作用をもたらす。

またよくわからない仮説を立てた。ところであらゆる精神疾患の原因は「睡眠障害」であるとも言われる。「原因」とは言い過ぎかもしれないが、大抵の精神疾患は睡眠障害から始まることは事実であるという。日本人の睡眠時間は先進国中の最低クラスだ。その理由は過剰な労働時間とストレスによる過緊張であることに疑いない。必然的に精神疾患の温床となっており、日本は世界にも稀に見る自殺大国である。

「最近よく眠れなくて……」ということがあれば、すぐに心療内科にいくべきだ。そこで睡眠薬をもらうといい。本来であれば、労働局へ訴えて労働時間の改善を求めるのが良いのだが、彼らはまったく効果がないのが通説だから、自衛するしかない。ぐっすり眠れば大抵の精神不安定は治るものだ。

アル中と睡眠薬

ぼくはよく心療内科で「ハルシオン」を貰う。作用時間が短く、強力な催眠作用作用を持つ睡眠薬である(そのお陰で睡眠強姦に用いられたりラリパッパが遊んでイメージの悪い薬だが、正直それならもっといい薬がある)。

ぼくは最近軽いアルコール依存症と不眠に悩まされているのだが、このハルシオンが双方の改善に役立つ。睡眠改善薬であるから不眠に役立つのは当然として、アル中にどうして役立つのだろうか?それはライフスタイルの改善を見込めるからだ。

酒を飲む時間を考えると、これはもう確実に「夜」である。そして、場所を考えると「家」である。つまり、「夜」に「家」で過ごす時間に、必然的に酒が欲しくなってしまう。そうだから、夜に家にいなければよい。といって、それは現実的ではない。だから「夜」の時間を減らしてしまうのである。

ぼくらは普通家に帰ってから夜寝るまでを余暇として、朝ばたばたと会社や学校に行くのを日常としているが、そうではなくて、自宅に帰ったらすぐに寝てしまい、早朝起きるという生活にすればよい。普通、夜の七時や八時にすぐ眠れないものだが、ハルシオン様があればなんとかなる、というわけだ(次第に生活サイクルが形成されていくと薬も不要になる)。朝から酒を飲もうという人はいまい。

この早朝起きる暮らしのよいところは、好きなだけ眠れるということである。目覚まし時計に起こされるのではなく、自分の身体が望む時間だけ眠れる。

ショーペンハウエルは「朝は人生のエッセンスである」としたが、人の脳のはたらきは普通、朝もっともよく働く。この時間を無駄にしてはもったいない。朝の空気は澄んでいるし、静寂につつまれてまったく快適である。コーヒーを飲みながら静かに読書している時間の方が、酒に酔ってくだらないことをしている時間よりはるかに貴重であると思うがどうか。

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