12.22.2014

起業草案

会社を立ち上げる夢想をしていた。



  • 広い平屋のオフィス
  • 窓の外は海が見える(日没はほんときれい)
  • 田舎で静か
  • 波音が聞こえる
  • 社員の机は横2mくらいある
  • デスクチェアはアーロンチェア!
  • 社員四人くらい
  • バイトの子二人くらい(時給800円:薄給なのでほとんど雑誌を読んで過ごしてもらう)
  • 休憩時間自由
  • 時間にルーズ
  • スーツ着用不要
  • 社員旅行、飲み会なし
  • 夏休み一ヶ月
  • 冬休み二週間
  • GWはずらす
  • コーヒー飲み放題
  • 落ち着いたジャズやクラシックがかかってる
  • イヤホンで音楽聴くのは自由
  • ただし薄給


社員それぞれが資産を持っており、薄給でもお金に困ることがない。

社員それぞれが教養をもっているため、子どもたちには自分で物事を教えることができる。数学が苦手なら、別の社員が教えてあげる。

社員それぞれが自分の畑をもっているため、食うに困ることがない。たまに社員が昼休みに魚を釣り上げてくる。

仕事内容はネットを使ったなにか笑
まあこんな牧歌的な会社を考えているわけだけども、すぐに潰れることだろう。

なんで潰れるんだろう?いい会社なのに。

それは、競合する会社があるからであり、顧客がそちらの方へ流れてしまうからだ。競合他社は、この会社の二倍はたらくことだろう。

社員を馬車馬のごとく働かせなければ、会社の存続が危うくなる。

労働者が搾取される理由は何か。ヴェイユによれば、マルクスはこう論証したという。
享受と消費に向かう資本家の欲望ではなく、競合する他企業をしのぐべく、可及的すみやかに自企業を拡大せねばならぬ必然性にある(「自由と社会的抑圧」)
会社として存在する以上、既存の企業群の構造の中へ組みこまれる。資本家はまず「見えざる手」によってつきうごかされる。

過労死しても、それはしかたないさ。資本家だって、私腹をこやしたかったわけではない。選択の余地がなかったのだから。

この構造を改善するには司法の介入が必要になる。サービス残業によって過労死させた経営者には厳罰を。奴隷労働禁止。洗脳禁止。

しかし国はこれをしない。厚労省はだんまりで、法の逸脱に寛容である。なぜか。国の経済力が落ちるからだ。

つまり「享受と消費に向かう政治家の欲望ではなく、競合する他国をしのぐべく、可及的すみやかに自国を拡大せねばならぬ必然性にある。」と。

これは帝国主義に向かった日本と同じだ。

日本が必死に領土拡大を目指したのは、別に私欲にかられてではない。イギリスやフランスのような国がまず帝国主義であった。植民地を大量に抱えていた。

「お前植民地も持ってないの?だせー」

というわけだ。

日本株式会社もまた構造の中にある。国力が削がれると倒産やM&Aが待っている。だから必死に国民をはたらかせる。

でも、結果的には労働の質が落ち、日本のGDPは下がる一方だ。

ついでに国民を愚民化させる効果も狙ってるんではないかと思う。

金と自由がなければ、ひとは政治など関心をもたない。「庶民は生かさず殺さず」。まとめサイトとアニメだけが楽しみの悲しいサラリーマンが増えている。

資本主義が全部悪いのだな。搾取と階級社会は資本主義のせいだ。

でも、みんな=全世界が一斉に資本主義をやめなければ意味がない。いつ辞めるのだろうか。ぼくが生きてる間に変わるだろうか。核戦争でも起きない限りは辞めそうにないな。

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