2.16.2015

ボブ・マーリーとIMF

昨日もまた映画を観ていた。

「ジャマイカ 楽園の真実」というドキュメンタリー。なぜジャマイカが貧困に陥っているのか?を追求した映画。

その原因は、主に多国籍企業、グローバリズム、IMFであるとされている。

ジャマイカの税収のうち、半分近くはIMFや世界銀行の借金の返済に使われる。そりゃ貧困だ。利息も20%近くだし、インフレで額面あがるしたまらない。

作中、酪農家がせっかく搾乳したミルクを流して捨てたり、作物を捨てる描写があり、なんとももったいない。外国産の方が安く輸入されるから、農家は死ぬ。関税はIMFに禁じられている。なんだかTPP後の日本のような。

それにしてもおもしろいと感じるのはIMFってけっこう怖い機関なんだなあということ。グローバリズムがうさんくさい概念であることは知っていたけど、IMFはもう少しまともな機関という印象があった。

貧しいところには経済援助しますよ、先進国が助けますよ。そういう機関かと思っていた。実際は冷酷な金貸しというのが実態のようで。途上国の富を先進国に吸い上げるということか。

IMFから金を借りるというのは、半分植民地になるようなもの。
じゃあ借りなきゃいいじゃんって話だけど、借りずにデフォルトすると、 もう国としてやっていけない。その国の持ってる金の価値がなくなるからな。
もうひとつ「植民地化」って比喩をすると、そもそも貧しい国がなんで金を借りなきゃならなくなってるかっつーと、それはIMFに巨額の資金を拠出してる先進国のある種の横暴が あるんだな。1997年のアジア通貨危機は、アメリカはじめ欧米のファンドが仕掛けたようなもんだし、
今回の金融危機も、サブプライムがらみで起こってるわけだ。欧米がマネーゲームして、 その尻拭いを途上国がするって寸法。
100年前の帝国主義の時代と変わらない。欧米列強(と、日本w)という先進国が、 戦車や戦闘機のかわりにドルで侵略…おっと、進出してるようなもんだ。
ただしこのドル、豊かな資源にはかなわない。だからオイルを抑えている中東には、 ドルじゃなくアメリカの戦車や戦闘機が飛んでるってわけ。
よかったね、日本人で。100年前も今も、日本はこういうポジションなんです。 (働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww

個人間でも、国家間においても、強者による不幸の押しつけと、富の搾取によって世界は回っているんだな。なんだか壮大なスペクタクルが見えてくる気がする。

ジャマイカといえばレゲエ、レゲエといえばボブマーリーだけれども、ボブマーリーの歌詞ってけっこう思想的なんでびっくりした。もっとガンジャでラブ&ピース的な歌手かと思っていた。

マーリーはバビロンを抜けだせと謡う。このバビロンとはなにかというと、資本主義社会だったり、白人至上主義、グローバリズムなわけだ。政府や役人、警官、プチブルたち。

ぼくらにとっては資本主義の三角形構造は当たり前だけれども、資本主義はほんとうにぼくらを豊かにしているのか?と一度くらいは考えてみるべきだと思う。

523 :No Name No Cry:2013/01/27(日) 13:06:25.49 ID:txG49Suv
サッカーのボブの動きが軽やか過ぎる。一目で運動神経もいいのが分かる。
あの髪型と髭で印象が精悍なのは目だ。強い意志の宿った目。日本人であんな目をした人間がいるだろうか?日本人の目はみんな疲れて死んでいる。
日本の今の政府は景気をよくしよう、経済成長率を上げようといろいろやっているが、それで日本人は幸福にならないだろう。
それは現在のジャマイカでも同じだ。幸福の国なんてものは資本主義が支配するこの世界には存在しない。
その資本主義の勝者と言われる富裕層も私には幸福に見えない。搾取し、得たものを必死で手離すまいとする亡者が幸福には見えない。
仮定の話として、突然日本人全員がラスタファリアンになったらどうだろう?
全員が物質的な豊かさを追い求めるのをやめ、周囲の人々をお互いに助け始めたらどうなるだろう?
経済成長率は落ちるだろう。でも幸福度は上がり、自殺者はいなくなるだろう。
現実には、出し抜く人間がでてくるし、他人を騙し踏みつけてでも富を得ようとする人間ばかりのこの世界では、この仮定の話はほぼ不可能だ。
歴史上、それを命がけで本気で実現しようとした音楽家がいる。具体的に積極的に銃弾も恐れずに政治に介入して戦った音楽家がいる。
それがボブ・マーリーだ。凡百のミュージシャンとは次元が違うんである。



今日は2chからの引用が多くなってしまった。積極的に読もうとは思わないが、検索で引っかかったところは、けっこう良いレスもあるんだよな。

2chはあまり読みたくない。まとめサイトも恣意的な情報が多くなってきた。一日に何百万アクセスもあるサイトが放って置かれるわけもなく……。

自由な言論の場なんてないのかもしれない。結局、ひとびとは用意された思想と用意された思想をぶつけあうことしかできない。民主党だろうと、自民党だろうと、大して変わらない。共産主義や資本主義でも大して変わらないのだろう。

もっと、根本的な問題があるはずだ、と思う。

ちょっと最近はダメだ。どうも頭がぼんやりしてしまって、ろくなことが書けないのだ。数日間、部屋にこもって、映画と読書ばかりしている。人間と会うことがないから、現実味が薄れて、存在が蒸散していくような気分だ。

今日は学校に行く。そうして、現実を取り戻したいと思う。

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