5.12.2015

14歳の精神

昨日考えたことはおもしろい。

人間は14歳で完成する。それは人間的な成熟だ。しかし社会はそれを容認しない。人間的な成熟ではなく、社会的に成熟するよう作り変える。そうして、20歳頃には社会に摩擦なく適合できる「常識人」ができあがる。

人間的成熟とは、既存の社会や慣習を否定することだろう。すべてを根本的に見つめなおし、嫌なものには「否」をつきつける。学校は本当に必要なのか?授業を受ける価値があるのか?こういった考え方ができるということは、まことに人間的だ。

社会的成熟とは、そういう思考をできなくすることだ。つまり、社会的に成熟した人間は、「変えられないものは、考えてもしかたない」と考える。既存の慣習の場の中で努力しようとする。それは会社内で出世競争をしようと考えることだし、リストラを死と結びつける考えだ。

社会的成熟とは「しかたない」の精神だ。精神の牙を抜くプロセスだ。

ところで海外でも反抗期は存在するが、日本ほどではないと聞く。

高校生の息子がいますが、反抗期ないですね。
凄く素直でいい子です。
友人の子供達も反抗期で大変だなんて言ってる人なんてまったくいませんし、息子の友人達も、感じの良い子ばかりでそういった話はききません。女の子も父親を毛嫌いしてるなんて話も聞きません。
この反抗期について、友人の間で話題になった事があります。
やはり、日本の子供達が育っていく環境がそうさせているんではないですかね?
こちらで問題のある子は、やはり家庭に問題のある子ですね。
家庭が円満なところは、子供もそのまま素直に育っている感じです。(海外で子育てすると反抗期・娘の父親嫌いがない?
もちろん気難しい時期はあるようだけど。

この違いは何なのだろうか?

おそらく、人間的な感情をむげに否定するようなことがないからだろう。「学校へ行きたくない」といえば、日本人の親は、最初は困惑しながら、次には激昂して「行きなさい!」と繰り返すばかりだろう。

「なぜ学校へ行かなければならないのか」という問いに、だれもが答えられるわけではない。ぼくも簡単には答えられないし、普通の親たちはまず回答不能だろう。

ぼくは振り返ると、中学や高校は絶望的に大嫌いで、二度とあの環境のなかに放り込まれたくないと思っている。

しかしよく考えれば、「義務教育」とは親が子どもに教育を受ける権利を与える義務であって、子どもが受けなければいけないものではない。子どもがもし「行きたくない」といえば、それは尊重してあげるべきものだろう。

ところが、「サザエさん」や「ちびまる子」に不登校の子どもが絶対に存在しないように、親にとって、自分の子どもが不登校になることは、だれしもが恐ろしく感じるだろう。サザエさんの円卓から、ちびまる子のクラスから、消失すること、もはや記述されないこと、これは世界からの消失を意味するのだから。

話が冗長になってしまったが、海外で反抗期がない事実はおもしろい。中二たちは、なにに反抗しているのだろうか?彼らの浅い経験では、漠然と「社会」とか、「親」とか答えるしかない。しかし、もっと根本的な部分で矛盾があるのかもしれない。それははっきりと見えないが、若い肌には体感できるものなのだろう。


それにしても、こうして書いていると、田舎の軽トラやなんかが、窓のすぐ外をびゅんびゅん駆け回るので、その音と振動で精神が消耗していく。(耳栓はつけてるし、ノイズは大音量でかけているのだが)

家選びを間違えたかもしれない。まさか田舎の小道で、こんなに往来が多いとは……。この騒音がなければ最高の環境なんだが。

近くの幹線道路がつねに渋滞気味で、こちらまで回ってくるのだろう。これは明白に道路政策の失敗だが、市役所に訴えたところで改善するわけがない。

引越しするにも、莫大な金がかかるのだろうな。引越し費用は十数万円、また敷金と礼金(四十万円くらいか?)を払わなければならない。何もかもクソな国だ。

海外から高性能のイヤーマフと耳栓を注文したから(日本で買うと3倍以上の値がつく)、それが届けば何とか対応できるかもしれない。

できなければ、窓を二重窓にしてしまおう。大家も拒否はしないだろう。日本の窓の遮音性と断熱性基準は、欧米どころか韓国以下で、ほとんど違法クラスの筒抜けのものだという。エアコンの暖気冷気も外に駄々漏れである。これがゴミ分別世界一のエコな国だ。美しい日本。

しかし防音サッシの費用も20万円くらいか?やるせないな。壁から音が入ってくるのであれば、意味がないし。

金は貯めなければならないのに、ただまともな人間的生活をしようというだけで、金がぽんぽん抜けていく。

早く海外脱出がしたい。人間にとって、自然で当たり前の生活がしたい。おそらくそういった生活は、日本では一部の富裕層しかありつけないものなのだろう。

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