10.25.2015

猫缶

とくに記すこともない一日だった。

ホームセンターを何往復もして、バイクのメンテをした。

そのあと、猫缶を買って、猫に餌やりをしていた。


今月も、給料が振り込まれた。分不相応な大金だ。

「喜捨」というわけで、猫に餌を与える。人懐こい猫だが、左目が病気のようだった。だいぶ懐いたようで、なでていると何度か甘噛みされた。

海岸のすぐそばの公園で、人はいなく、夕陽が差し込んでくる。空には鷹だかトンビが飛んでいて、すすきがはためいている。風は冷たくなく、強すぎず。

そういうところで、私はイヤホンでサティを聴きながら、猫をなでて、リラックスしていた。ほんとうにリラックスしすぎて、"I didn't know what time it was"といった状態だったが、釣り人たちがのしのしと崖を上がってきたので、撤収することにした。

相変わらず何もしていない。つまり、だれとも会っていない。私の存在は、匿名性のなかに消えている。

したがって記すことのない休日だが、何もしていないように思えて、すべてをしたような気分になるから不思議だ。

1 件のコメント:

  1. 実に優雅で贅沢。なんだかんだいって休日の過ごし方が上手く、小洒落ている。フローレン

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