5.22.2016

男の子と女の子

私はね 本当にね 日本の男が元気がないと思うの もっともっと自分のやりたいことをやりなさいよって言いたいの それからね 今日女の方が割に多いから言うんだけど 女の方がね 男の子がなんかちょっとやりたいんだけどなあって言えないでいるときに あらそれはいいわねえって言ってあげればね みんな元気になるのよ 男の子が元気でないと女の子はつまんないの 何かやりたそうなときにね けしかけてあげるのよ ああそれはいいわね ああすごいって言ってあげればどれほど元気になりますか それで男の子が元気になったら 女の子もっとずっと嬉しくなるのよ やって けしかけてね もっともっと男の子を男の子にするんですよ そしたら楽しいよ 両方とも良くなるんだから(岡本敏子 テレビ番組にて

最近は、職場の女性に振り回されることが多くって、あまり自己沈潜の時間が取れないでいる。例えば何か書き物をしたり、旅の予定を立てたり、本を読んだりということができないでいる。たこ焼きパーティをしようとか、夜遊びをしようとか連れ回されて、それでいて、私は不満足に感じないのだからこれは大いなる変化である。

今日は某大会社の重役という女性と、その職場の女性と三人で飯を食べた。重役は、私が旅から帰ってきたならば、仕事を紹介してくれると言っていた。私の人格を信頼して、社長に頼み込んでみるという。重役は、明るく、品があり、また信じられないくらい金持ちだったが、しかし私は考えてから答えますとだけ言った。その仕事は、今の仕事と似たようなものだが、今より楽で、1.5倍くらいの給料がもらえるらしい。ただ、やはり私は、いろいろなことを学習したいし、雇われという立場が苦手である。

求めない時期に、かつて求めたものが現れる。旅に出ようという段取りになって、友情とか、良い職のあてとか……。

でも、私は、私を連れ回す職場の女性に、良いように振り回されているような気がしてならない。私は好き勝手に振り回されるけど、しかしそれが心地よいので困っている。重役との食事だって、その女性がいなければなりたたないだろう。なにしろ、私自身が会話が苦手だからである。

彼女が、私のどんなところを好んでいるのかわからないが、とりあえず彼女のおかげで生活が好転しそうだし、この友情は永続しそうだという気がする。だから、私は恋愛感情に発展しないよう注意深く接している。恋仲はつねに激しい離別の苦しみをはらんでいるからである。

私が心を許せるとすれば、自殺未遂をして職場から去ったホスト上司と、彼女くらいのように思う。人間に対する信頼を回復できたのは、この二人に依るところが多い。友情とか、信頼という言葉を知っただけで、世界がずっと明るくなり、肯定的に見られるようになった。これは、私の個人的な思想も、根底的にくつがえす働きを持っている。

彼女は「人を見る目が生まれつきある」のだという。彼女にいわゆる教養はないが、実際下手な心理学者や精神科医よりも的確に人格を見抜いている。女の直感力という奴か?私も彼女の目によって、見抜かれているのかもしれない。

旅のその先を考えてみても、よくわからない。仕事の当ては、いくらかあるけれど、結局日本で生きてゆくのか、あるいは海外で暮らしていくのか、これがわからない。まあどうとでも生きていけるという自信があるが、私はもう現世における成功とか、失敗に、あまり左右されないような心持ちになっている。もう、私はいろいろと学び尽くしたように思う。旅に出る前から、そうなのである。だから、いつ死んでもいいという実感が、なんとなくある。死は普遍的であり、避けるべきものではない。

今日は久しぶりに書いた。昨日も書いたのだが、パソコンの調子が悪くなって全部消えてしまった。書くことは、どういう形であれ私のライフワークであるように思う。

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