5.25.2016

旅の計画2

旅の計画を立てているのだが、海外バイク旅の本など読んでいると、そこまで難しいものではないという風に思えてくる。インターネットのない時代であれば、それこそ「冒険」なのだろうが、ある国から隣国への移動などは、確実にネットに情報が転がっている現代においては、まず失敗することなどありえないように思える。

となれば、旅それ自体を目的にしようとか、世界一周を目標にする必要はないということである。私はそういったことに、あまり興味がない。私が感心を持つのは、私自身の思想とか、知識を深めることである。私が知りたいのは、世界のどこそこに何があるということではないし、どこの飯がうまいかとか、どこの景色がすばらしいかということでもない。

それよりもずっと――善と悪との戦いが、異国ではどのように行われているのか、とか。異国の権力構造が、どのように構築されているのか、とか。私のような人間が、どのようにして月日を過ごしているか、とか。国家が、国が、人と人が、月と太陽が、草木が、どのような体系で維持されているのか?そういったことを知りたいと思っている。ずっと抽象的で普遍的な領域を知りたいのである。中二病のようだが、これらの答えを見つけることが私にはたいへん重要のように思える。だから、旅に出てああ満足した、楽しかったと白痴のような笑みを浮かべることは避けたいと思っている。そんなことにはあまり意味ないからである。

私は自分の旅を、だれそれに見てもらいたいとは思わないし、私は他人を感動させる気がない。旅の目的もあまり多人数に理解されるものではないと思っている。だから、私の旅は依然として孤独だし、マージナルであると思う。

「とりあえずの旅」の期間は、半年程度を見ている。先人たちに比べれば、ほとんど短期間と言っていいくらいだ。帰国してから、また働いて金を稼ぐ予定である。どうしても旅をしなければならないという気はない。旅を続ける気も、あまりない。旅に倦めば働けばいいし、働くのに倦めば旅に出ればいいと思う。とにかく、欲するがままに何事も行いたいのである。

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