6.13.2016

気楽な旅に向けて

昨日は休日の常として、ワインを一本開けた。チーズと、コンソメスープを食した。あまりおもしろくない日々だ。とにかく不快な湿度である。

コンソメにはチキンエキス・ビーフエキスが入っているがもうそのまま食べた。私はいわゆるベジタリアンではない。食肉を可能な限り避けるというだけだ。自分が求めるなら食べるし、そうでないなら食べない。

牛肉や豚肉は食べてもうまくない。鶏肉は、たまに食べるという程度だ。それも少し口に入れれば満足する。魚介類、野菜、穀物を中心の食生活にしようというだけだ。それが今の科学では人間の健康にもっとも良い食生活であり、私の胃袋にも合うというわけだ。

何か楽しいことをしたいと思う。私のような人間は、金稼ぎに向いていないと考える。なにかしらアイデアは浮かんでくるのだが、それを「やってやろう」という気にならない。例えば、新規事業を立ち上げるとか、投資で儲けるとか、そういうことをして、「何になるのか?」という疑念が頭をもたげる。今の生活がましになるのだろうか?

金銭を得たところで変わらないのは、私が読む本の種類である。本については、高価だからって読む価値のあるものは少ない。世の中の人間は、本を消費することさえ覚えた。それがビジネス書や新書の類だ。新書もぴんきりだけど。

私にとって重要なことは、なんらかの本を読むことであり、読み続けることであり、そのために用意すべきなのは時間と、自由であって金ではない。

そう考えると、新規事業というのも楽しそうなのである。流行らない店でも立ち上げて、細々と食いつなぐという生活も楽しそうだ。「一日八時間」も、私には長すぎるから、そういうきままな自営業の生活に憧れる。

エーリッヒ・フロムの祖父は薬局を経営していたが、客がくるたびに本から顔をあげ、こうぼやいたという。「なんだまたきたのか。いったい他に行くところはないのか」。こういう店であれば私も経営してみたいと考える。ぜんたい金稼ぎに執心することほど貧しいことはない。

それじゃあ経営者として、今後の人生を過ごすのだろうかと考えると、それも面倒そうだ。ただ、会社員としてあり続けるよりもいくらか「上等」であるという気がする。自由だし、時間が取れるし、成功すれば金も入ってくるというわけだ。

旅から帰ったあとの、転職のオファーがあったけど、これは蹴ることにした。旅の期限が無制限になったということである。今が27歳だから、30歳まで放浪というのも楽しいかもしれない。それだと300万円では足りないだろうが……。そういえば、亡き祖父が何かのときのために私に用意してくれた金が100万円あって、そのうち20万円は就職時にもらったのだが、残りの80万円をこの際使ってしまおうとも考える。

何せ、長い旅であり、どうしてもこの若い時期に行ってしまわなければならない。金を稼ぐなら、いつでもできる。

旅の準備を徐々に進めている。アウトドア用品とか、電子機器を揃えている。電子書籍のKindleがおもったよりも優れている。これがあれば、どこの国でも退屈なく過ごせるだろう。旅程は決して急がないことを目標としている。バイクでの移動が中心だが、雨が降ったらホテルに引きこもる。そのときは、書き物をしたり、本を読んだり、ネットをしたり、写真の編集をしたり、近くの市場に行ったりしてみよう。気楽な旅である。

写真……一眼レフを持って行くかどうかを迷っている。もっとも重く、もっともかさばり、もっとも高価な荷物になるだろう。前にインドに持って行ったときは、けっこう邪魔になった思い出。ただバイク移動がメインなら、そこまで苦にならないかもしれない。

他、GPSロガーとか、GoProのようなものを持って行っても楽しそうだ。こういうものは、一度買ったら帰国後も楽しめるものだし。なんだか、荷物が高価なものばかりになりそうだ。しかし、前にインドに行ったときの貧相な旅に比べると、だいぶ充実・快適な旅になりそうである。


1 件のコメント:

  1. あゝ、なんて楽しそうな旅だろう!道中のブログ更新を楽しみにしているので、是非カメラも持って行っていただけたらありがたいです。

    返信削除