6.30.2016

そういうもの

旅の準備を進めている。もう大まかな荷物は揃えてしまった。

出国してからバイクを買う予定である。旅のスタートはアメリカになるのではないかと思っている。あんがい、東南アジアでバイクを買うと高くつくようだ。125ccのバイクであれば安いのだが、250cc以上のバイクは贅沢品であり、国内で買うよりも高い。そうであるなら、消費大国であるアメリカでバイクを買おうと思っている。アメリカでは日本よりもバイクが安く買えるようである。

それで、バイクを買うという手続きと、バイクでの国境越えのメソッドについて知ることができれば、旅に出ることはできる。

折良く円高になっておりドルが100円を切るようであれば好機である。もう日本経済に私は希望を抱いていない。悲観的な見方をしている。とは言っても、やはり日本は主要国のひとつだから、いくらかの低迷をしたあとに、復活するだろうと思っている。たぶん、旅を終えて帰ってくる頃には好転しているのではないかな。

まあそれまではバイクでだらだらと旅をする予定である。もはや特別の期待はない。ある程度、人間とはこういうものだという考え方が、私のなかで固定化されてきている。だから、旅先での出会いだとか、人間の作った遺跡などに強く感動を抱くこともないだろうと思う。

私はそれよりも、読書がしたいと思っている。思想的な格闘がしばらく失われている。読書するにしても、これまでのように没入するような感覚が最近はないのだが。書物にしても、結局人間のつくりだしたものだから、「まあそういうものだろう」となり、新鮮な感動が得られない。

なにをするにしても、「まあそういうものだろう」となる。私のなかで現在新鮮な感動を覚えるのは、Sという存在である。この人間を知ることが、広く人間というものを知ることになる気がする。そうだから、私が読書をろくすっぽせずに、だらだらと仕事を辞めずにstay until the job is doneだとしても、私はあいかわらず学び続けているのであり、怠惰ではない(と、思いたい)。

年内で仕事を辞める予定が、だらだらと続けている。ようは、楽なのである。4月くらいは悲惨な状態であった。それが図らずも改善してしまった。旅の予算も、どんどん増えてくる。もう、世界一周くらいなら余裕を持ってできる金額である。金があって困るということはないので、これはこれで良いのかもしれない。旅の装備も、けっこう豪華で、大仰なものになってしまった。

いかんせん、夏の暑さと湿気で、頭がはたらかない気分だ。はやく乾燥した大陸に旅立ちたいものである。

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