9.14.2016

最愛のものを殺せ

最愛のものを殺せ、という言葉が頭のなかから離れないのであり、なんの言葉だったかなと検索するとスティーブン・キングの「書くことについて」の一節だった。
最愛のものを殺せ。たとえ物書きとしての自尊心が傷ついたとしても、駄目なものは駄目なのだ。
もっと宗教や哲学関連の本だと思っていた。最愛のものを殺せ、最愛のものを殺せ……いいフレーズだと思う。私はここしばらく、酒やタバコを断った生活をしているけど、「最愛のものを殺す」行為に他ならないと思う。私は酒を愛していたことは事実だけど、殺したあとの方がすっきりしている。殺してよかったと思う。愛することと殺すことは不思議と相反しないようだ。ブログを書くことも愛していたけど、いったん殺してみたら、良い効果があったと思う。

つぎは金銭欲と性欲かな。

シュタイナーなど神智学を読んでいると精神に位階があるように思えてならない。オカルト界隈ではよくアストラル界とかエーテル界とかいう言葉が使われるけど私も魂には段階があるという気がしている。おおざっぱに言えばエーテル界や低次のアストラル界に着目したのがフロイトであり、メンタル界以上に言及した心理学者がマズローというふうに考えられなくもない。

私も神経症を脱したときに雲を抜けたような気分になったのであり、世界が自分のものになったのであり、人間が高まることがあるということを知った。それで私のいまの位置は世間のひとより少し高いくらい、アストラル界の少し上くらいだと認識している。これから断酒や禁欲を続けていけばもう少しあがっていくのかもしれない。

私はしばらく仏教をつまらない宗教だと思っていたがスッタニパータなど読んでみるとファンキーでおもしろいと感じるようになった。正直いって旧約聖書も新約聖書も退屈だったが仏典は宗教というより生き方ハウツー本のような感じでさくさく読んでいける。まあ中村元の訳が良いのだろう。同様に楽しく読めるのはバガヴァッド・ギーターなどの聖典であり私は唄うような詩的文章が好きなのだろう。両方とも説教臭くないし、辛気くさくないので楽しい。

今読んでいるのは仏典と密教に関する本である、怪僧ドルジェタクの生涯、おもしろいことこの上なし。

性に関するタオ関連の本を買ったが(6000円)たいしたことは書いていなかった。それはようは、射精せずにオルガスムに達せよ、という本であったが、あまり信用に足る本ではないように思う。他にグノーシス派に関する新書も買ったけど稚拙で読んでられない。やっぱりちくま学芸と岩波文庫が鉄板か。

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